Читать книгу ツインフレ—ム-双子の炎- - Catherine Labbe - Страница 7
ざまさまな種類の魂の関係
Оглавлениеツインフレ—ム以外にも魂のつながりが深められるさまざまな種類の関係があります。ここではこうした魂のつながりのことがよくわかるよう、ひとつひとつ詳しく説明していきます。
こうした魂のつながりはいろいろな試練や進化を魂に体験させてくれ、私たちの成長や前進を助けてくれるものであり、それぞれに重要性があります。
» ライフパ—トナ—
「ライフパ—トナ—」については昔からよくいわれる旅の道連れだと私は考えています。比較的よくみられるつながりといえるでしょう。関係を持っているあいだ、お互いに居心地のよい場所にいることが多いので、大変穏やかで、快適に暮らすことができます。
ライフパ—トナ—のつながりを通じて発見できることや実現できることがありますので、この関係を体験する人間と魂にとって、これは有益で欠かせないものとなります。
» カルマの縁者
「カルマの縁者」17 は過去世ですでに出会ったことのある魂で、カルマの記憶を共有しています。その記憶は楽しいものの場合もありますし、逆にあまりよくないものの場合もありますが、いずれにしてもエネルギ—の記憶としてふたりの心のなかに結晶のように凝り固まって残っています。
カルマの縁者は前世において友人、家族、またはときには恋人だったなど、あなたとなんらかの縁があった人です。
カルマの縁者同士が出会うと、魂のつながりの記憶がすぐに目覚めます。そのため、なんとなく昔からの知り合いのような気がして、距離の近さを感じることがあります。この場合、気安さや親しみがすぐに沸いてきます。
ほかの人との関係とはどこか違った、心なしか神秘的な深いつながりを感じることもあります。なぜだかわからないけれど、なんとなくその人に魅力を感じる場合もあります。
その魅力は愛を感じるせいだろうかと思うこともよくあります。
また、過去の人生で決着がついていないことや争いごとが残っている場合、カルマの縁者のことが心を支配し、ときには強迫観念的になることもあります。
カルマの縁者とは深い関係になる場合があり、またツインフレ—ムの関係と同じサインが出現することもあります。そのため、解決していない因縁を持つカルマの縁者をツインフレ—ムと勘違いすることがよくあります。特に自分のツインフレ—ムをみつけようと躍起になっていると勘違いが起こりやすくなります。
カルマの縁者との記憶に対する処理、あるいはカルマの縁者自身に対する処理としてはレイキなどのエネルギ—ワ—クを使った働きかけが効果的です。これによって今世の魂同士の関係に障害になっている、凝り固まった記憶から解き放たれ、変容でき、心のなかにふたたび平和や安らぎを見いだすことができるでしょう。
カルマの縁者をツインフレ—ムと間違えてはいけませんが、だからといってツインフレ—ム同士にカルマの縁がないというわけではありません。
それどころかツインフレ—ムのふたりは多くの場合、なんらかのカルマの縁を持っていて、しばしばカルマメイト18 である場合もあります。一般的にツインフレ—ムの魂はすでに過去世で何度か縁があった可能性があります。この場合、この記憶を溶かし、変容させるため、エネルギ—ワ—クを行うことを強くお勧めします。
これによって、ツインフレ—ムカップルも、今の地上生での人間関係を阻害し、ピュ—ル・プロセスを邪魔する過去の苦痛な記憶を和らげ、カルマから解放されることが可能となります。
» カルマメイト
「カルマメイト」のつながりは、さきほど紹介したカルマの縁者をベ—スにしているのですが、特に過去世においてふたりの魂がカップルだったという特徴があります。
そのため、魂のつながりはカルマの縁者よりもさらに強く、深くなることがあります。よくわからないけれど、その人に対して何かしら約束ごとがあって、それを果たさなければないような気がすることもあります。もちろん、その約束は今世ではもう関係がないものです。果たす義務もありません。しところが魂は出会った瞬間から気になって仕方がなくなります。
たとえばカルマメイトが過去世で「永遠の愛の誓い」をたてていると、ややこしい関係になってしまいます。魂同士が出会ったときにふたりともが、あるいは一方がなんとなくこの永遠の誓いを守らなければいけないような気になるのです。
私は「カルマメイト」の魂をみつけた人に何人か会い、サポ—トする機会がありました。「カルマメイト」に出会った人はふたりの世界に閉じ込もり、ほかの人との関係を持ちたいと思っても、ふたり以外の世界に飛び出してはいけない気がしてします。一種の強迫観念に陥るのです。
この場合、過去世で交わした誓いのエネルギ—の強さをツインフレ—ムのつながりによるものと混同してしまう人もいます。
魂同士の正しいつながりや正しいバランスを回復するには、エネルギ—ワ—クで記憶に対する処理を行い、ふたりの関係の特徴を見極め、かつて交わした誓いがあればそれをみつけ、そこから解放されるようにしましょう。
» ソウルメイト
「ソウルメイト」は人生のなかで何人か出会う可能性があります。男性の場合も、女性の場合もあります。また大人のことも、子供のこともあります。友人、知人、家族、そのほか人生でなんらかの縁をもったり、恋愛関係となる場合もあります。
ソウルメイトとは人生のなかである程度長い付き合いをします。ソウルメイトはあなたの進歩に必要な体験をさせてくれます。また、あなたに何かを気づかせてくれたり、人生の選択にあたってサポ—トをしてくれます。
あなたが不快な体験やポジティブではない体験をした場合も、ソウルメイトであれば、そこになんらかの気づきをもたらしてくれます。
ソウルメイトには最初に出会ったときから同じバイブレ—ションを感じ、すぐに安心感を抱きます。
魂レベルではお互いをソウルメイトとして認識しあっています。親近感を覚えやすく、同じ趣味を持つこともよくあります。
ソウルメイトをツインフレ—ムと間違うこともあります。どちらも普通の関係とは違うつながりですし、奥深いスピリチュアルなつながりのある素晴らしい結びつきであるうえに、共通のサインもいくつかあるためです。
また、ソウルメイトがツインフレ—ムとの関係を築く前の準備をさせてくれるケ—スもあります。心の進歩をサポ—トしてくれたり、愛への依存から脱却させてくれたり、愛やカップルに関して心の狭い態度や考え方から卒業させてくれるのです。
ツインフレ—ムとはまた違った形ですが、ソウルメイトとの恋愛関係もやはり素晴らしい魂のつながりとなります。
» ツインフレ—ム
人にはみんな永遠につながっている「ツインフレ—ム」がひとりいます。ただし、相手が地上生を受けているとは限りません。
ほとんどの場合、ツインフレ—ムは異性であり、補いあう関係となります。しかし、同性として転生19 する場合もあります。ただし、魂のエネルギ—的本質は永遠に変わることなく、一方が男性で、もう一方が女性です。
この本ではこのあと、ツインフレ—ムの関係についてポイントごとに広く詳細に説明していきますが、まず、ほかの魂の関係との違いとして覚えておくべきことは、ツインフレ—ムは霊的な再結合や地球での再結合を果たしたとたん、すぐに目覚める関係だということです。再結合後、ふたつの魂は私が「ピュ—ル・プロセス」と呼んでいるツインフレ—ムのプロセスに向かって進みます。このプロセスは非常に濃厚で深遠な、スピリチュアルな旅です。ピュ—ル・プロセスはあらゆることを一掃し、重大な変容のきっかけとなる大津波のような体験です。
ツインフレ—ムたちはその複雑な関係に特有の不思議な現象や独特のサインを体験します。より基本的なサインにはソウルメイトやカルマの縁者との関係でみられるものもあります。こうしたサインについても、またのちほど詳しく説明させていただきます。
ツインフレ—ムと聞くと恋愛関係を思い浮かべがちですが、かならずしもふたりがカップルとなる必要はありません。ツインフレ—ムは魂の再結合と呼ばれる体験します。これは自分の片割れである双子の魂と再びひとつになる現象です。これをきっかけに、大きな進化を果たすプロセスがスタ—トします。
» 「シスタ—フレ—ム」
「シスタ—フレ—ム」とは自分たちとは別の「ツインフレ—ム」カップルです。先ほども言ったように誰にでもツインフレ—ムがひとりいますが、これに対してシスタ—フレ—ムは複数存在します。シスタ—フレ—ムは自分のツインフレ—ムと霊的な再結合または地球での再結合を済ませた、あなたとはまた別のパ—トナ—がいる人、またはカップルです。
たとえばルドヴィックと私はツインフレ—ムの関係です。そして、もしあなたがツインフレ—ムカップルとして誰かと再結合を済ませていたなら、私たちカップルとあなたたちカップルは「シスタ—フレ—ム」の関係になります。
ツインフレ—ムとの霊的な再結合を果たした人はツインフレ—ム独特のエネルギ—レベルでバイブレ—ションを発しています。
さてツインフレ—ムと霊的に再結合を済ませた人は、自分のツインフレ—ムだけではなく、別のツインフレ—ムのバイブレ—ションも認識することができます。ですからそのために混乱が生じることがあります。ある魂がほかツインフレ—ムのカップルとしてバイブレ—ションを放っているのにもかかわらず、それを自分のツインフレ—ムのバイブレ—ションと勘違いしてしまうのです。ひとつ例をあげます。
たとえば、カップルとして至高の愛やツインフレ—ムの愛をみつけたいと「宇宙」にお祈りをすると、「霊的な再結合」(私が使っている用語ですが、自分なりの用語を使っていただいても結構です)を体験することがあります。お祈りには、こうした引き寄せを可能とする力があるからです。ただしその後の展開については、あなたの「神聖な計画」20 に予定されているかどうかにかかっています。場合により、「地球での再結合」が起きないこともあります。この点については、またのちほど詳しく説明させていただきます。
「霊的再結合」が起きるとツインフレ—ム特有のバイブレ—ションを放つようになりますが、物理的はおそらくまだ自分の双子を見分けることができません。
さて、この状態のときに、あなたと同じようにほかのツインフレ—ムと霊的な再結合まで済ませた人に会ったとしましょう。ふたりには別のツインフレ—ムのパ—トナ—がいるのですが、ツインフレ—ムを済ませた人に独特のバイブレ—ションを放っているため、魂が勘違いをする可能性が高いのです。
ふたりの関係は「シスタ—フレ—ム」なのに、「ツインフレ—ム」と間違えてしまうのです。
なお、一組のツインフレ—ムと別のツインフレ—ムカップルはお互いを結ぶつながりや、その関係から発せられるパワ—を感じあいます。彼らが一緒にいるとまるで繭で包まれているかのような安らぎや愛を感じます。まるで「我が家」にいるように感じるのです。
自分のなかで何かが覚醒したり、頭をはじめ身体のいろんな場所がチクチクする感覚がし、エネルギ—が活性化されるのを感じる人もいます。シスタ—フレ—ム同士が接触するとパワ—を充電しあい、進化が早まります。
私は数年前から何人ものツインフレ—ムをサポ—トさせていただいていますが、彼らと接するとつい再結合した自分のツインフレ—ムといる気分になってしまいます。しかし、それはあくまで私のシスタ—フレ—ムなのです。シスタ—フレ—ムと出会うと特別な力強いエネルギ—が目を覚まし、身震いやうずきが体を駆け抜けていきます。これは魂の姉妹との霊的つながりがつくられるためです。
あるシスタ—フレ—ムにコンサルテ—ションのため、何度か電話をかけていたのですが、そのたびにその後数日間、その人のプロセスが加速するのが感じられました。私のほうも彼女とのつながりを自然に感じ、同じ家族の一員であるような感覚を覚えました。
そのほかにも、数年前あるいは数か月前からサポ—トさせていただいているシスタ—フレ—ムが何人かいるのですがやはり非常に繊細なつながりを感じ、接触していないときでさえ、その時々の彼女たちの感情の浮き沈みを感じることがあります。
17
「カルマの縁者」;フランス語“Relations karmiques”。英語“karmic relationships” 。
18
「カルマメイト」;この関係はのちほど登場します。
19
「転生」(incarnation);魂だけの世界から肉体を持って地球に生まれくること。
20
「神聖な計画」(Plan divin);スピリチュアル用語で「ブル—プリント」とも言われます。