Читать книгу CCI コ—チング – 深層知識コ—チングへの新たな手法 - Maribel Pedrera - Страница 4

Chapter 3- 許しても忘れないでください

Оглавление

私たちの社会では、許して、忘れなさいといつも言われます。それは論理的で一貫していますが、正しくはありません。

では正しいとは何でしょうか?私たちは自分自身を許すことを学ばなければなりません。私たちはまわりに害を及ぼす有害な人物たちを忘れることを学ばなければなりません。それらの人人を忘れ去ることができて、彼らとの関係を断つことができるようになりましょう。もしそれが職場である場合には、彼らの悪影響を受けないようにする、彼らとうまく付き合うことを学ばなければなりません。

では、どうしていつも、許して、忘れなさいといわれるのでしょうか?

子供が手をソケットの中に差し込んだり、燃える火に触ったりして、やけどを負ったのを、あなたが見たとします。そのとき、あなたはその子供に、もう一度その行動を繰り返すように言いますか?もう一度火の中に手を差し出して、やけどを負うように言いますか?そんなことをすれば児童虐待になるでしょう。私たちはそれと同じ状況を感情レベルで何度も何度もそれを繰り返しています。

人との相性とか親和力というのは実際に存在して、それは避けられないものです。ある人には惹かれ、別の人には惹かれません。状況に応じてある決定、あるいは別の決定を下さなければなりません。

もしそれが職場の場合には、その人は単なる同僚で友人ではないという観点から見るべきです。その人とは数時間仕事で付き合うだけですから。社交的にふるまい、同時にその人との間にうまく壁を作って、その悪影響を直接受けないようにすることが大切です。

家庭は私たちの安全な避難所ですが、同時に、私たちが最も深い痛みを感じる場所になることもあります。その人があなたの直接の家族の場合には、まず最初にその人と話し合ってみることをお勧めします。その結果何も実を結ばず、何も達成できない場合には、その人との関係を切り、距離を置いてください。

もしその人があなたのパ—トナ—の場合には、まず最初に話し合ってみて、その人に対してあなたがどう感じているか、彼/彼女があなたをどう扱っているか見せることが大切です。

もしそれでも同じ状況が続く場合には、その人とできるだけ顔を合わせる機会を減らします。そうでない場合には最後には憤慨して、別れる結果になってしまうからです。またカップルが破局する場合に多くが、まわりの家族の中の誰かが原因になっているということです。

人による害は――特にそれが臆病者である場合は――まわりと徒党を組んで害を及ぼすことです。だからこそ、あなたに最初に害を及ぼしたときに、それを忘れてはいけません。そうではなくてそこから学ぶ必要があります。それを克服して、そこから先それを重要視せずにあなたの人生を前進させます。

恨みを持ち続けないでください。それで痛くなるのは結局あなただからです。反対に大きく無視してください。そうすればあなたがそれに傷つかないのを見て、逆に相手の方が悔しく思うでしょう。

当然あなたを常に軽蔑している人とは一緒に夕食や昼食に座ることはできないということです。状況によってそれができない場合には、あなたに悪影響がおよばないように非常に厳格な規則とガイドラインをあらかじめ準備しておくことです。

有害な人間関係は、多くの場合、私たちが望む社会的役割を果たしたいために、有害な人物の手中に落ちることから生じます。それらは、自信のなさ、自尊心の欠如に加えて、結婚、子供を持つこと、パ—トナ—を持つことなど社会があなたに期待する特定の役割を果たさなければならないことから生じます。

パ—トナ—がいないと、まるで世界が終わったように感じます。孤独を恐れて、パ—トナ—があなたに求めるすべてのものを与えてしまいます。またカップルの一方が相手に命令する傾向がり、もう一方がそれに従う傾向のある場合もあります。また、ただ極限までコントロ—ルしたいだけの不健康なカップルのケ—スもたくさんあります。

またほかにも脅迫、嘘、恐れ、過度の理想化など、有害な人間関係が存在しています。

本当は、あなたの自由時間、あなたの私生活には、有害な人物などは…いらないのです!このことはあなたが肉体的、精神的に健康でいられるために不可欠です。距離を取り、悪影響を与える人人から離れることは健康を改善します。そんな風には見えないけれども、他人のニ—ズにまったく無関心な人もいるからです。

ここで大切な質問は…「こういう有害な人物からどうやって身を守ったらよいのか?」です。彼らとの交流は私たちを苦しめるので、私たちは自分の限界がどこにあるか、何を望まないかを知り、それらに印を付ける必要があります。

その有害な人物が言うことがあなたの考え方と違っているなら、あなたがそれをする必要がありません。そうやってあなたは自分自身を大切にしなければなりません。あなたがこれまでに達成したすべてを覚えておく必要があります。それが自尊心と自信につながります。何よりも大切なのは、その人物ついて常に考えないで、より重要な自分のことに集中する必要があります。

有害な人人は単に変わらないのではなくて、変わらないことで報酬を得ているのです。しかも多くの場合、自分がそうなったのを他人のせいにします。有害であることで、彼らを憎まないでください。彼らの有害性があなたに当たっただけなのですから。だから許しても、忘れないことが大切です。

即座に対応できるだけの距離を置いてください。障害物に適応して、それを乗り越えることを学んでください。あなたが長い間苦しんだ、感じた有害な感覚はあなた自身のせなのです。

これから先は、あなたの目の前には大きな世界が広がっていて、あなたが探索すべき、知るべき新しい道があなたを待っています。

その一方で、過ちや資質を含めて本当のあなた自身を発見しなければなりません。特に大切なのは、自分を愛し、大切にすることを学ぶことです。

自分自身を信じ、大切に思うことは決して悪いことではありません。それはプラス、ポジティブなことです。有害な人物があなたに作り出したり課したりすることは、あなたの肉体的および精神的健康に悪影響を与えます。あなたが人として成長し、自分自身を守り、働き、自立することを妨げます。それはあなたのバランスを崩し、有毒です。だからあなたの人生から彼らを遠ざけておくことが大切です。

けっしてすべての人が同じ振動やエネルギ—を感じるなどと考えてはいけません。彼らが全員を同じように扱っていないことを見れば明らかです。彼らは人によって態度を変えます。まちがっても、彼らがなぜそうするのかという理由を考えるル—プにはまってはいけません。できるだけ冷静さをもって、できるだけ素早く彼らから遠ざかるのです。

次のようなことわざがあります。「がらくたは、少なく、遠くに」そしてもう一つ覚えておくべきことわざは「察しが良い人は、一を聞いて十を知る」ですから、自分が大切にされていないことがわかったら、さっさと遠ざかりましょう。自分が好かれ、大切にされるもっと良い別の場所に移りましょう。あの不快感を生み出した人人や状況、場所から遠ざかった所にいましょう。

CCI コ—チング – 深層知識コ—チングへの新たな手法

Подняться наверх